LINE投資詐欺

【2025年最新】“投資勉強会アプリ”オープンチャット詐欺―架空残高と個人口座振込の罠を徹底解析

InvestStudy「スマホ1台・月利30%」「AI自動売買で負けない」と喧伝し、2024 年秋以降LINEオープンチャットや Telegram 招待を入り口に日本人を大量勧誘している 架空残高型HYIP です。
アプリは残高を自動でカウントアップさせるだけの一方通行シミュレーション。出金しようとすると「保証金」「税務審査料」など名目を変えた先払い請求でユーザーを翻弄し、最後は音信不通。三重県伊勢市をはじめ複数自治体が「無登録金融アプリ」として警告を発しています。

 

アプリ残高ロジックが暴く InvestStudy の正体

アプリは「取引履歴」や「リアルタイム利益」など本格的な UI を備えていますが、ネットワーク解析を行うと外部API通信はゼロ。数値は端末側で擬似生成され、ユーザー側には勝手に増える残高だけが見える仕組みです。

 

技術面のチェックポイント

  • JavaScript consoleprofitGenerator() の存在を確認 (擬似乱数関数)
  • 「取引履歴CSV」ボタンの実体は tableToCSV() でダミーデータ作成
  • 出金フォームは POST /withdraw に見せかけて送信先なし

Tips:投資アプリを使う前に Developer Tools → Network を開き、本物のブローカAPI (mt4・FIX・REST) 発信があるか確認しましょう。

 

全国被害統計と伊勢市および自治体の最新データ

伊勢市消費生活センターは 2025年4月、「投資勉強会・アプリ型詐欺」の相談が前年比 170%増と発表しました。周辺の津市・松阪市でも同様の急増が報告され、三重県全体で推計被害 2.1 億円に到達しています。

相談件数 平均被害額 主流チャネル
2024 H1 780 63万 YouTube広告
2024 H2 1,320 69万 LINEオプチャ
2025 H1 2,630 78万 Telegram招待

 

年代別トレンド

  • 30〜40代:副業目的・スマホ完結で心理的ハードル低
  • 50代:退職金運用ニーズを狙われ、被害額が高額化
  • 60代以上:デジタルリテラシー差を突かれ一括被害

 

運営グループの実態と“分散個人口座”手法

振込指示は一見「会社名義」のHTMLリンク付きで送られますが、実際は時期ごとに変わる個人名義。これは

  1. 口座凍結リスクを分散
  2. 送金ルート特定を遅延
  3. マネロン規制をすり抜け

自治体や警察も「個人口座に誘導されたら即詐欺と判断せよ」と強調しています。

 

追加手数料・返金保証 二次詐欺を断ち切る

出金不可に悩む被害者を狙い、次の二次詐欺が散見されます:

  • 返金保証サービス―「先払い10万で全額戻します」→連絡断ち
  • 弁護士チーム代行― LINEのみで着手金を集金、事務所は存在せず
  • 集団訴訟クラファン― クラウドファンディングで資金集め失踪

覚えておく:弁護士は所属番号・住所・委任契約書を必ず提示。チャット完結は偽物です。

 

LINE・Telegram での被害者証言と心理分析




オープンチャット・30代会社員


「10万円が3日で13万に増え、友人を紹介。出金しようとすると“保証金2万”でロック。心理的に sunk cost が大きく、追加も払ってしまった。」




Telegram・50代主婦


「退職金100万円をアプリへ。出金時に“税務確認料15万”→払い、次は“VIP解除料5万”→拒否したらアカ停止。返金代行15万も詐欺でした。」

 

なぜ騙される?3つの心理トリガー

  1. 初期成功体験:少額出金 or 急増残高で“確信バイアス”発動
  2. SNSコミュニティ効果:同調圧力 & サクラ成功談が大量投下
  3. サンクコスト:投入額が増えるほど撤退できない

 

専門家が教えるセルフディフェンス 5+3 箇条

チェック 今すぐできる行動 専門家ができること
金融庁登録検索 名称+登録番号で真偽確認 無登録業者の法的照会
個人口座送金NG 振込前に口座名義を撮影 金融機関に凍結申立て
先払い拒否 「出金に費用」→即ブロック 交渉・差押え手続き
証拠保全 チャット・画面録画・振込控え 証拠整理・損害額計算
第三者相談 家族・友人・弁護士LINE 被害届サポート
暗号資産TX保存 ハッシュ記録・EtherScanへ 解析会社連携で追跡
組戻し依頼 振込後24h以内に銀行へ 弁済業務保証金仮差押
二次詐欺の遮断 返金保証を名乗る連絡を全ブロック 被害回復給付金制度活用

 

まとめ ― SNS投資時代の自己防衛

InvestStudy 型のオープンチャット招待投資詐欺は、架空残高・個人口座・追加費用・二次詐欺の4段階で資金を奪います。
「高利回り/先払い手数料/個人口座」がひとつでも揃ったら即退避。
被害に気づいたら①送金停止 ②証拠保存 ③専門家LINE相談が最短の回収ルートです。

\ 詐欺被害相談の実績多数 /

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