暗号資産詐欺

SwaapFXQ投資詐欺の全貌|最新被害データと返金ロードマップ

2025年に入り、SwaapFXQ と名乗る暗号資産取引プラットフォームをめぐる被害相談が全国の弁護士会・警察・消費生活センターに相次いでいます。「短期で年利200%」など非現実的な高収益を掲げ、出金段階で “税金”や“凍結解除料” と称した追加送金を要求する──まさに前払い金詐欺の典型例です。

 

1. SwaapFXQの概要と危険シグナル

  • 国内暗号資産交換業者に無登録
  • 運営会社を示す商号・所在地・代表者が不明
  • カスタマーサポートは Telegram / WhatsApp のみ
  • ドメイン開設は 2025 年 2 月だが、証券業の実績ゼロ
  • 手数料体系や税務処理フローが文書化されていない

 

2. 最新被害データ(2025 年 1〜5 月)

筆者が複数の法律事務所・行政機関へヒアリングした結果、わずか 5 か月で相談件数は 60 件超、被害総額は推計2.4 億円に達しています。被害者の年齢層は 20 代後半〜50 代まで幅広く、男女比はほぼ拮抗。特に 東京・大阪・名古屋 からの報告が目立ちます。

 

3. 勧誘ストーリー徹底解剖

Step 1 ― 「偶然の出会い」で信頼をセットアップ

マッチングアプリやビジネス系イベントで「清水建設勤務の日豪ハーフ・タカハシヒロユキ」などの肩書きを用い、権威付け。

Step 2 ― 小さな成果を体験させる

数万円を入金させ、翌日には 1.2 倍になった残高を見せて即時出金を成功させる。これで「本当に儲かる」と誤認。

Step 3 ― 高額投資と出金ストップ

「大型プロジェクトが始まる」「税率が変わる前に」などの名目で数百万円を入金させ、出金申請と同時に追加課税・凍結解除料を要求。

 

4. 実録インタビュー:二つの被害パターン

ケース A:東京都・40 代男性

累計 820 万円を入金。「税金 15%+凍結防止費 10%」を払うように迫られ、支払後に全チャット履歴が削除。

ケース B:大阪府・30 代女性

マッチングアプリ経由。4 回に分け 310 万円を送金。「払い戻しは国際送金なので 7〜10 日」と言われ続け、2 か月経過も未入金。

 

5. 詐欺の流れ(タイムライン)

詐欺の流れ

  1. SNS・マッチングアプリで接触
  2. 暗号資産セミナーへ招待
  3. SwaapFXQへ小額入金 → 少額出金に成功
  4. 「AI自動売買」で高額投資を勧誘
  5. 出金申請 → 税金・手数料を要求
  6. 追加送金後、運営と連絡途絶

 

6. よくある誤解と真実

「税金を払えば必ず出金できる」と言われた

国内交換業者は税金を事前徴収しません。支払っても資金は戻らないケースがほとんどです。

「海外サイトだから日本の法律は無効」と聞いた

日本在住者を対象に無登録で金融商品を勧誘した場合、金融商品取引法違反となる可能性があります。

チャット履歴が消えたら証拠にならない?

送金履歴・ウォレットアドレス・銀行振込明細など複数の証跡を保存すれば立証は可能です。

 

7. 失ったお金を取り戻すステップ

  1. すべての送金トランザクションIDとスクリーンショットを保存
  2. 暗号資産取引所へ凍結依頼
  3. 暗号資産・金融に強い弁護士へ相談し、返金交渉 or 仮差押を検討

 

8. 専門家に相談するメリット

  • ブロックチェーン解析で資金移動を可視化
  • 海外取引所への照会状・凍結要請を正式文書で発行
  • 交渉が不調でも損害賠償訴訟まで一貫サポート
  • 心理的負担を軽減し、二次被害を防止

 

まとめ:迷ったら“今すぐ”動く

SwaapFXQ のような高配当をうたう無登録サイトは、出金段階で追加送金を迫ることで利益を吸い上げます。
証拠保全 → 行政通報 → 専門家相談48 時間以内 に行うことが、回収率を最大化する近道です。少しでも不安を感じたら、無料相談窓口を活用し、泣き寝入りを防ぎましょう。

\ 詐欺被害相談の実績多数 /

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