UNIXCHANGE は金融庁無登録の海外系取引所を偽装し、日本人投資家を狙っている疑いの高いプラットフォームです。
2025 年春以降、スマホ副業と恋愛投資を掛け合わせた複合詐欺が全国で報告されています。
本稿では 「なぜ騙されるのか」心理トリガーに踏み込みつつ、回収難易度を左右する初動を解説します。
UNIXCHANGE 最新手口 ― 3 つの心理操作
単なる「高利回りうたい文句」だけでなく、人間心理を突いた 3 段階アプローチが確認されています。
① 承認欲求を刺激 ― “あなた限定オファー”
SNS 広告はターゲティング済み。
「あなたのSNS分析で選ばれた」と DM を送ることで、被害者は“選ばれた感”を抱き警戒心を緩めます。
② 既得感バイアス ― 500 円の振込トラップ
LINE 作業報酬として 500～1,000 円を即日振込。
「すでに稼げた」という既得感が働き、追加投資への心理ハードルが劇的に下がります。
③ 損失回避バイアス ― 罰金・保証金スイッチ
高額出金を申請すると、「このままでは利益を没収」など恐怖系メッセージを送り、「追加 15% を入金すれば全額即返金」と脅迫＋救済を同時に提示します。
国内被害マップと統計（2025 年版）
| 都道府県 | 相談件数 | 主な勧誘チャネル |
|---|---|---|
| 東京 | 203 件 | Instagramリール |
| 大阪 | 147 件 | TikTokライブ |
| 福岡 | 78 件 | マッチングアプリ |
| 北海道 | 51 件 | Twitterスペース |
| その他 43 道県 | 389 件 | LINEオープンチャット 等 |
首都圏集中が目立つものの、地方でも“リモート副業”名目で被害例が出ています。
行政・金融機関の警告動向
チェックポイント
- 2025/04/18：消費者庁が「副業装う暗号資産詐欺」注意喚起
- 2025/05/02：三井住友銀行 ― 個人口座を悪用した入金先に関し即時凍結措置を発表
- 2025/05/27：警視庁が都内 20 代男性の被害（約 320 万円）を公表
公式リストにない業者は “違法営業” と覚えておきましょう。
被害を最小化する 48 時間アクション
証言：二次被害を防いだ 2 つの行動
「“システム再開費用 12 万円” と言われた直後、銀行の緊急凍結窓口に電話。着金前に入金先口座が停止され 80% 返金に成功しました。」
40代男性・自営業
Explorer 証拠で交渉
「USDT 送金先ウォレットを調べて違法資金洗浄リストへ照会。弁護士を通じて取引所へ凍結申請したところ、取引所口座ごとロックされた。」
“これって詐欺？” 3 秒セルフ診断
| 質問 | YES/NO |
|---|---|
| 出金前に追加コストを請求された | YES → ほぼ詐欺 |
| 運営所在地が曖昧 or 個人名義 | YES → 危険 |
| 利益率 10%/月超を保証された | YES → 危険 |
| 金融庁登録番号が見当たらない | YES → 違法営業 |
| 外部レビューが「出金不可」で埋まる | YES → 直ちに撤退 |
まとめ ＆ 無料相談窓口
UNIXCHANGE は心理操作 + テクノロジーで巧妙化した最新型詐欺です。
「少額でも返金できるうち」に動くことが、被害縮小の最重要ポイント。
もし心当たりがあれば、消費者ホットライン（188） か暗号資産詐欺に強い弁護士へ即相談。無料相談でも、ウォレット凍結に向けたアドバイスが受けられます。
＼ 詐欺被害相談の実績多数 ／
20代女性・看護師
二重請求を阻止