暗号資産詐欺

ZZ-A.icu投資詐欺の全貌と被害回収ロードマップ【2025年最新版】

ZZ-A.icu金融庁未登録の海外投資プラットフォームです。
2025 年以降、副業ブームの波に乗って日本国内に急拡散し、出金拒否や高額“保証金”請求を伴う被害が報告されています。
本記事では独自ヒアリングで得た事例を交え、最新の詐欺スキームと対策を解説します。

 

ZZ-A.icu 詐欺の核心と3つのシナリオ

編集部に寄せられた相談を分析すると、詐欺シナリオは大きく次の 3 つに分類できます。

 

1. “即金アプリ”型 SNS 誘導

SNS 広告で「5 分で 5,000 円」などの即金アプリを装い、LINE Bot に誘導。
Bot は「追加タスクで高収益」と煽り、外部リンク経由で ZZ-A.icu に登録させます。

少額出金が成功した後、「VIP 口座に昇格するには 30 万円必要」と圧力を掛け、振込先は毎回異なる国内銀行口座が指定されるのが特徴です。

事例(愛知県・2025 年 2 月)

年齢 被害額 媒体
40 代男性 146 万円 TikTok → LINE Bot

 

2. ロマンス型「AI トレーダー」勧誘

マッチングアプリで知り合った相手が「AI が 24 時間自動売買」と宣伝。
週次で送られる“収益キャプチャ画像”が信頼感を演出し、最終的に出金停止+追加入金を迫ります。

典型フロー

  1. アプリでマッチング
  2. 「AI 運用」チャート共有
  3. ZZ-A.icu 登録・少額入金
  4. 数万円の利益が反映
  5. 「税金」「保証金」名目で高額請求

 

3. サポート偽装&リモート操作

「口座異常を検知しました」とメールや SMS を送り、AnyDesk/TeamViewerをインストールさせる手口。
遠隔操作で暗号資産ウォレットを空にします。

  • サポートを名乗る中国語訛りの日本語
  • 身分証アップロード後にログイン障害が発生

ワンポイント

リモート接続を求められた瞬間に強制終了。
本人確認料・凍結解除料を請求するサポートは 100% 詐欺です。

 

国内相談件数の推移と注目トレンド

暗号資産相談全体のうち、SNS 起因の投資詐欺が占める割合は年々増加。2024 年は前年比 +37%で、2025 年も加速度的に伸びています。

年度 総相談件数 SNS 起因率
2021 6,115 42%
2022 5,940 48%
2023 8,972 55%
2024 12,308 60%
2025(1〜8 月) 7,915 64%
出典:国民生活センター PIO-NET

特に 2025 年は「副業」「AI」をキーワードにした広告が増えており、若年層の相談比率も 27% → 35% に拡大しています。

 

無登録営業の実態を掘り下げる

ZZ-A.icu は所在地を「東京都千代田区」と表示しますが、実際にはバーチャルオフィスでした。

要点まとめ

  • 金融庁の交換業者リストに社名なし
  • 連絡先は VoIP、同番号を複数サイトで使い回し
  • 香港ライセンス番号は別事業者のコピー
  • プライバシーポリシーに他社名が混在

法人登記・登録番号を確認し、公式リストに該当しない場合は即利用を停止してください。

 

被害に気付いた直後のファーストステップ

暗号資産は移転スピードが速いため、証拠固めとウォレット追跡が鍵です。

  1. チャット・メールを全保存(PDF 化推奨)
  2. TXID(取引 ID)をメモし、Explorer の URL を保全
  3. 暗号資産に詳しい弁護士へ相談し、凍結要請を依頼

 

被害者インタビュー ― 3 つの後悔




20 代男性・フリーランス

副業広告に釣られた


「“3 日で 10 万円”の言葉につられて登録。ATM で 90 万円振り込んだ時点で家族に止められましたが、時すでに遅し…。早く相談すればよかった。」



60 代女性・元会社員

ロマンス詐欺併用


「“結婚資金を増やそう”と勧められ 350 万円を USDT で送金。出金できず専門家に相談するまで一人で抱え込んでしまいました。」

 

セルフチェックリストでリスクを可視化

チェック項目 理由
「元本保証」表記 金融庁が繰り返し注意喚起。保証は違法表示。
出金前の手数料請求 前払い方式は国際的に詐欺の典型。
運営者の実名・住所が曖昧 法人登記が無いならリスク極大。
海外取引所のスクリーンショットのみ バックエンド実態を偽装しやすい。
家族や第三者に相談できない状況 孤立させるのは詐欺師の常套手段。

 

まとめ ― 相談窓口と再発防止策

ZZ-A.icu のような無登録サイトは名前とドメインを変えて再登場します。
少しでも違和感を覚えたら入金を止め、弁護士へ相談してください。

被害を防ぐ最大のポイントは「孤立しない」こと。友人や専門家に早期相談し、情報共有の輪を広げることで詐欺グループの温床を断つことができます。

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